『苦しみの闇からの脱出』

(K・Sさん 30代 女性 沖縄県在住)

ミロスに出会った頃の私は、育児と仕事に疲れ果て、精神的にも肉体的にもボロボロな状態でした。3歳の息子と2歳の娘の育児、家事と仕事をただ必死にこなしながら、言いしれぬ不安と孤独感に怯える日々を過ごしていました。

毎日のように夫婦喧嘩。夫は壁を蹴ったり殴ったり、私も物を投げつけ、泣きわめく。そして、泣きさけぶ子どもたち…。子どもへの罪悪感を抱きながらも、どうにも抑えられない怒りで、その怒りを夫へぶつけずにはいられませんでした。
「こんなに求めているのになぜ無視するの!」と私が叫び、
「うるさい!」と夫は拒絶する。
その繰り返しでした。

実母や姑ともうまくいかず、なぜか喧嘩してしまうことも、悩みでした。
ことあるごとになぜか怒られてしまう。
せめて実母は味方して欲しいところでしたが、「嫁いだのだから」とあしらわれてしまうのです。

さらに職場でも上司との関係が悪く、話もしてもらえず、無視されている状況でした。

「私は、ただ幸せになりたいだけなのに…」夜は毎日のように泣いていました。

どんどん冷めていく夫婦関係とともに、子どもたちの体も悪化していきました。
もともと1歳から喘息と診断されていた長男は、毎月のように風邪を引き、そのたびに発作を起こしました。
共働きでお互いの両親に頼れない状況でしたので、子どもが風邪を引いたら、どちらが休むのかで言い争いが始まります。
ついには、下の長女までが喘息になってしまいました。

長男は、情緒的にも不安定になり、ちょっとしたことでも怒り、泣き叫びました。
私は、当時3歳の息子のこのような言動に、無性に腹が立ち、感情的に怒ったり、無視をしたりしていました。
「私は子どもを育てることができない人なんじゃないか…」と悩み、落ち込みながらも、また怒ってしまう。
母親が我が子に虐待してしまう報道が流れると、人ごとではないと思っていました。

毎日、同じことを繰り返すことにも疲れ切ってしまい、訳のわからない不安感で、急に涙がでることもありました。
そんな私自身の精神の悲鳴とともに、身体も悲鳴をあげ始めました。ひどい頭痛と立ち眩み、動悸、息切れ、日中の激しい眠気、下痢などの症状があり、その頃は、毎日の生活をなんとかこなしている状態でした。

それでも容赦なく来る日常に疲れ果て、わが子へ笑いかけることできなくなった時に、M夫妻の営む玄米クリニックに出会います。

M先生の『自分を一番に』の言葉にただただ涙が溢れ、その後は受診するたびに泣いていました。
ミロスアカデミーのミラクル☆ヒアリングを紹介され、「いよいよ、精神科かぁ…」と当時の私は思ったものです。
不安はあったものの、すっかり心を許したM先生からの紹介という安心感で、ミロソフィア沖縄へ行くことができました。

そして、ミラクル☆ヒアリングの帰り道、見える周囲の景色が違う。キラキラして、はっきり見えるのです。
「そしてなんだか楽しい!」こんな感情は久しぶりでした。

その後は、あれよあれよと、事態が好転していきました。

当時の私は、小学校の特別支援員という仕事をしていました。障害を持つ子どもに寄り添い、援助していく仕事です。多動を疑われて問題児扱いされていた、長男の対応に悩んでいたこともあり、選んだ仕事でもありました。しかし、対応方法を学ぶ機会はほとんどなく、「本当にこれでいいのか?」と不安に感じながらも、その日その日を自己流で児童へ接していました。

M先生から、
『今の仕事、好きでやっている?』の言葉にハッとし、
『辞めてもいいんじゃない?』という言葉に安心感を覚え、自分でもびっくりするほどあっさり辞めることができました。
この時私は、何も考えずに自分の気持ちに素直になっていました。

すると、ご褒美のようにミラクルが起き始めます。
なんと、M先生の玄米クリニックに就職することができ、さらに社内研修として、Lifeコースを受講させていただけたのです。

泣いたり笑ったりのLifeコースでは、私が良い母親になろうと傾いていたことに気付かされました。「全ては子どものため」と、自分の服を買うことさえも許さず、自分のやりたいことを抑圧し、どこまでも子どものために生きるのが母親であると思い込んできたことを知ったのです。

担当講師から
『頑張って良い母親やっていて幸せだった?』
と聞かれ、私は首を横に振ることしかできませんでした。

一緒に受講したメンバーのなかには、
「女を捨ていかにもお母さんとして生きること」を嫌っている方がいました。
「子どもがいても自由にお洒落したい」と着飾る彼女は、まさしく正反対で、私の苦手とするタイプでした。
これまでは、「私と違う生き方をする人」としか思いませんでした。でも、彼女も「幸せじゃなかった」と言うのです。

「どっちを選んでも幸せになれない。どっちを選んでも苦しい」お手上げでした。

私は私の思い込みの世界で、どちらかを選び、それがだめならもう片側を選び、振り子のようにプラスとマイナスを行ったり、来たりしているだけなんだと、いうことを知りました。
ジャッジして、それを良しとして、目の前の相手や環境をマイナスなものとして拒否してきました。
そんな私でしたから、まわりは全て敵に見えていました。
それでも、「頑張っていれば幸せになれるし、母が褒めてくれる」そう思ってもいました。

母は、何でも自分でできる頑張り屋さんでした。自分のことはいつも後回しで、ジャージ姿で4人の娘を育て上げました。
父は、いつも自分のことばかり。趣味にお金と時間をかけ、休みの日もほとんど家にいませんので、遊んでもらった記憶はありません。たまに家にいても、上げ膳据え膳でなにもせず、いつも母に対して高圧的な態度でした。

母は、父に一方的に怒られるたびに、私に「あなたのお父さんと結婚するつもりなんてなかった」と話していました。母のように後悔するような人生を送りたくない。母を苦しめている父のような自分勝手な人とは絶対結婚したくないと思っていました。

私は、父と母の両方を否定することで、私自身を全否定して生きていたのです。そして、父と母を反面教師にして幸せになろうとプラス思考で頑張っていました。それが、私の目の前でマイナスの現象として見える原因だとも知らずに…。

その後、Lifeコースの興奮冷めぬままに、夫へワンデイコースを受けたいと言うと、値段が「高い!」とすぐ断られました。その時に夫に感じたことは、「不安」でした。
「そっか、私は知らなかった世界へ飛び込むことと、自分へ投資することへまだOKを出していない」と気がつき、もう一度、夫に「行ってもいい?」と聞いてみると今度は、あっさり「いいよ」との返事がもらえました。
私が私にOK出しただけで、目の前の夫はOKと言ってくれるのです。嘘みたいな本当の体験でした。ワンデイコースでミロスのシステムに触れることができ、『もともとひとつである』という無限の可能性と空間の秘密を知りました。私にも、私の家族には元々何も問題はなかったのです。

その後は、悩むと夫に聞くことが、楽しみになりました。どんな答えが返ってきても、ただただ私のなかにあるものとして、受け入れてみると夫婦喧嘩は「夫婦の会話」になり、子どもたちの病気も嘘のようになくなりました。
長男は、アデノイドの手術をしなくてもいびきはなくなり、子どもたちの喘息も主治医から薬を中断しても良いと言われ、実の母からは「病気のデパートだったのに閉店したみたいだね」と笑われました。
Lifeコースを受けて、3ヶ月の間に私の貧血も改善し、毎日あった頭痛などの症状はなくなりました。
いつも怒られているように感じた姑とは、笑い話をするほどの仲になり、感謝の気持ちで会話ができるようになりました。実母や父とも喧嘩することなく話せますし、向こうから心配の電話をくれるようになっています。

私は、これまで、自分をいじめることで、自ら作り出した自分をいじめる世界に文句を言い、嘆き悲しむという幻想の世界にはまり込んでいました。そこから抜け出さないといけないと思い、いろんな本を読んだり話を聞いてきましたが、うまくいくどころか悪化していくだけでした。それが、ミロスに出会い、自分のはまっていたトリックを見破ったとき、もう何かに怯える必要はなくなりました。
「よい妻、良い母、良い嫁、良い子」という枠から自分を解放させた今、私は感謝で溢れた世界にいます。
人間関係もすっかり変わり、いじめっ子、いじめられっ子の私はどこにもいません。
夫への愛情も復活し、子どもたちはのびのびと過ごしています。子どもの将来を心配する必要もなくなった今、目の前の子どもは、存在そのものが愛なのだと実感しています。

私を闇から救い出してくださったM夫妻、私を見つけてくれてありがとうございます。