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母に聞きたかったことは「父と母は利害関係で結婚している?」でした。母は「お父さんのことは大切と思っている。けれども抵抗があって愛している言えない」と、逃げずに向かい合って答えてくれた。愛が分からない中、育ててくれたことへ「ありがとう」と本当の意味で感謝を伝えられて、彼の人生が前へ進んだのを感じた。女性の意志、愛を見るためにパートナーを選び、自分の根源テーマを知り、初めて自分の存在を認められた!


『たしかに愛はあった~30年の封印は解かれた~』

(Kさん 30代男性 神奈川県在住)

浦鉄平講師の大阪でのLifeコースに、母、妹と一緒に参加しました。

ミロスに出合ってから、ずっと家族で受けたいと思っていたものの時間がかかり、自分の表現力では家族と向き合うのは時期尚早と思っていましたが、開催にこぎつけ、母も参加を決めました。

自分のやりたかったことのためにパートナーが愚直に動いているということを自分もやっと受け取り、参加を決めて仕事の平日に休みを取り、神奈川から通いました。まずは、舞い降りたチャンスを掴んだ自分を褒めたいです。

母、妹と一緒のLifeコース。遂に実現したチャンスであるものの、いざ始まると一体何を言えば良いのか掴めず、何か喋るもののパッとしないまま、一気に最終回に・・・。

僕からしたら、3年半かけて、やっと母を裁判の証言台に立たせたものの、尋問の準備が全く出来ていない?・・・という状況。

その、やるせなさ、言いたいことが、相手が気になって思うように言えません。そして「自分から逃げるな」という声を、講師やパートナーが発破を掛けて表現してくれ、最終回に向かうバスの中でやっと、「これが言いたかった!」ということを絞り出しました!

僕が絞り出した答えは
“母は父を愛しておらず、父と母は利害関係で結婚している”
ということ。

それを小さいときから思いながら、言えなかった。そして、利害関係ではない、愛を求めては人生が空回りしていた。それが僕の思考パターンで、親を見た目、自分を見る目でした。

Lifeコース最終回、トップバッターで話し、
「父と母は利害関係で結婚していると思っていた」と母に言いました!

母は、当然、ショックを受けていましたが、「図星を突かれたようでショック」と・・・母もそれを見ないようにはしていたものの、認識していたかのような反応。

続けて
「父も母も、お互いの人生のためではなく、お互いが困らないように嫌なことを我慢しながら結婚生活をしている」

「母は女性としての扱いに我慢して、父は理解してもらえないことを我慢している」

「母は女性として道具のように扱われたことに父を許せず、父は何も出来ずに良い人を演じている」

これだけでは、答えにたどり着いた感じがせず、もう一歩踏み出したいと思っていた時に、チャンスが巡ってきて思い切って聞けました。

「お母さんは、お父さんをどう思っているの?」

それに対して母は言葉を選びながら
「お父さんのことは大切と思っている。でも、愛しているというようなことは抵抗があって言えない」と想いを話してくれました。

母が、男女関係のタブーに素直に向き合ってくれて、僕は母の声を初めて聞け、僕は自分の人生が初めて前へ進んだのを感じました!

答えの言葉は予測の範囲内でした。でも、言葉や答えではなく、母が逃げずに向かい合って答えてくれたことが嬉しかった。想いをずっと聞きたかったし、ずっと向き合って欲しかった。

その後の話から、父も母も先祖代々、親子で話が出来なかったし想いを言えなかった。向き合うこと、受け入れあう事が、男女で愛することが出来なかった。

僕も愛することが出来ない、思考は同じ・・・クリアー出来ていないとこがそのまま遺伝している。

父・母と自分・パートナーは同じものと向かい合っている。

父・母と自分が同じということが理解に変わり、愛が無いと親を責める気持ちから解放され、親を理解し、自分を受けいれることができました。

その上で浦講師から
「お母さんは、その中で子供を3人も育てたんだよ。それこそが感謝すべきところだ」と教わり、母がやり遂げたことが何なのかを理解しました。

家に帰り、母に、Lifeコースで向き合ってくれたことの感謝を伝え、愛がよくわからない中でも自分を育ててくれたことへ「ありがとう」と言えました。初めて、自分が母を選んだことを実感でき、本当の意味での感謝を伝えられました。

この大阪でのLifeコースの最終回。何をやっても、1番になっても、何度聞いてもできなかった事、初めて自分で自分を褒められました。

父と母の想いを知り そして越えていく

自分が生まれてきた目的に向かいました。

生きてきて、ずっと得体の知れない、何だか分からないものと戦ってきました。

今回、母と一緒に受けたLifeコースで、何と戦ってきたのか、ハッキリできました。

「母は父を愛していないのでは?」と、ずっと疑問に思っていたことが根源だった。この歳までその疑問と戦っていた。

「母が父を愛していないのか?」から
「父、母は利害関係で結婚していて、母は父を愛していない」
と勝手に決めつけて、最悪の結論とした。

それが自分にとって最も許せない、最大の傷、最大のジャッジだった。あまりに傷つき、封印した。見えざる敵となった。

母が父を愛していない。

でも自分は生まれ、ここにいるという、最大の矛盾に苦しんでいた。その矛盾から、自分の本音を言えなくなっていた。本当のことを言うと、全てを台無しにすると考えるようになり、常に自分を抑圧してきた。

言いたいことが言えない、みんなの前で表現できない。しゃべっても、しゃっべても、伝わらない。

誰も自分を分かってくれない。

それを一番の理由・バネにして勉強で見返してやろうとした。分かってもらえないから、勉強で分からせようとしていた。

愛が無い存在、矛盾した存在、存在しない存在。それを知られるのが怖くて、逃げ回っていた。そして、愛が無いのを隠すために、表面的でないもの、利害関係ではないものを『愛』と決め、思慮深く、困難を受け入れることを『愛』と思い込んだ。

好みのタイプの女性と縁があっても両親と同じように利害関係でしか付き合えないと思い、両親と同じ轍を踏むことを無意識に恐れ、そのチャンスを全て潰してきた。

愛を探し、利害・損得の関係・生き方を越えるため、困難な仕事、目先の損得ではない仕事を選ぶようにしてきた。困難に向かいながら、何も手にできない人生に絶望していた。

両親同様に表面的な利害関係に身を置きたくなる自分を否定しながら、全てを受け入れようとする矛盾に身を置いていた。

その矛盾の裏に、まさか『母が父を愛しているか』という問いに34年の人生を懸けるほど、最大の価値を置いている自分がいたとは!

3年掛かりで実現した母とのLifeコースで、矛盾の根源が、まさかの自分を動かしていた何だか分からなかったものを知れた!

母が父を愛していないことが、どれだけ許せなくて、どれだけそれを望んでいたのか。

女性が男性を愛するが、最大の価値!

だから、逆境でも突き進む強烈な意志のある、女性をパートナーとした。その意志で、目に見えない知性・エネルギーを掴み、本当の愛を体現できると信じて。

女性の意志・愛を見るために・・・

しかし、その意味も、命がけで勝負しないと分からなかった。自分に向かい、システムで体験・見えないエネルギーを紐解き、自分の根源・テーマを知り、初めて自分の存在を認められた。

自分を動かしてきた奥底の記憶。

私はここにいる!

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